小さくても難しい凹み
こんにちは!
ブリックス代表の谷です!
いよいよ4月に入ってしまいました、今年に入って1/3が過ぎようとしていますね。
今回は印西市の鈑金塗装業者さんからの依頼です。
鈑金塗装一筋40年である老舗の業者さんでございます!^ ^
依頼のお車はというと、日産 キャラバン NV350です。
迫力感がありますね!✨
このNV350は介護タクシー仕様のハイルーフ、ワイド、ロングボディなのでマイクロバスぐらいありそうに感じます。w
その助手席側スライドドアに問題の凹みがありました。
上記写真 修理前
うん、1mぐらい離れて見ると凹みサイズは小さく見えますね。
このNV350だからなのか?スライドドアのサイズ感からするとエクボサイズに見えてしまいます^ ^
しかし黒系ダークグレーのボディカラーによりしっかりと小さな凹みですが認識はできてしまいます。
白系のパールホワイトなら肉眼ではここまでハッキリと認識できないですからね。
上記写真 拡大
写真の様に20cmぐらいまで近づくと凹みの全貌があきらかに❗️
またまた💦
芯がしっかりとある少し深さのある凹みです。
中心にも僅かな塗装傷があり、ドアパンチを疑ってしまいますね、オーナー様はいつの間にか出来てたという認識なので、これはお伝えした方が良いのか^^;
早速、作業に入っていきます!
このスライドドアのガラスは開閉機構がないので必然的に内張を外しての作業になります。
スライドドア内張はフロントドア内張と比べると外すのはかなり大変💦
ガバっと外に開かないのでスペース確保が出来ないのもあり探り探り慎重に外していきます。
凹みを復元する時間よりも内装部品を外す時の方が時間を要するケースもありますからね^ ^
内張を外し終わり、写真のようにスライドドアを後方全開オープンにしてホイールハウス内の空間を利用しデントリペアしていきます。
小さくてイージーに復元出来そうな凹みですが、芯がある深めの凹みは決して簡単ではないんですよね、約1平方mm僅かのど真ん中以外を無闇に押し出してしまうと、うまく仕上がりません。
上記写真 修理後
体勢がなかなかきつかったですが、そこは集中力でカバー!
約1時間かからなかったと思います、集中してたので時間があやふやですが^ ^
これにてフィニッシュ!👍
上記写真 拡大
親方社長さんにも確認いただき、これならタッチアップすると余計目立つから、この仕上がりで納車する!っと納得のご様子でした!
タッチアップした塗料の僅かな厚みが、多少の違和感を生んでしまうんですよね、ミクロレベルのクラックなら何もしない方が仕上がりが良いパターンもあるんです、そのぐらい黒系のボディカラーには繊細さが求められます。
技術にはこだわりのある親方社長さんにそう言っていただけると嬉しいですね。
ご依頼ありがとうございました!
(`_´)ゞ
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